◆ニジイロクワガタ(紫紺血統)

学名;Phalacrognathus muelleri muelleri
産地;オーストラリア クイーンズランド
累代;CBF1

2020年5月 ヤフオクにてピカールB♂と一緒にペアを落札。

♂ 55mm (4月中旬羽化)
IMG_2502


マットな前胸とピカピカの上翅のコントラストがきれいですね。ピカール血統もいいですが個人的にはノーマルのざらついた前胸が好みです。

紫紺血統とは写真を見ていただいてわかる通り、全身が濃い青紫になる血統のことです。市場に出回り始めた当初は非常に高い金額で取引されたそうですが、今ではだいぶ落ち着いた金額になっています。最近では紫紺ピカール血統や紫紺ホワイトアイ血統などが高額で売られているのを見かけることが多くなってきました。

IMG_2499


IMG_2516


IMG_2524


♀ 32mm (2月羽化)
IMG_2640


◆別腹♀購入

♀ 32mm(2月羽化)
ビートロンさんにお邪魔した際に紫紺系のメスを新たに購入。この♀を紫紺系の♂とでペアリングし、すでに手元にある♀はピカールの♂とペアリングして紫紺ピカールの作出を目指すことにしました。このラインについては別記事で、

◆ペアリング

7/2 クリアスライダーにて同居ペアリング。即日で交尾を確認できました。

IMG_3309


◆産卵セット

7/3 同居開始から一晩たったので産卵セットを組みました。内容はクリアスライダーラージに完熟マット固詰め。

IMG_2820


◆割出(1回目)

7/23 ケース側面に大量の卵が見えていたので早めの割出。

結果;卵42個 孵化率も良く、無精卵の心配もなし。

◆割出(2回目)

8/18 マットにコバエが沸いていたのでまたもや早めの割出となってしまいました。

結果;幼虫7 卵11 
前回に比べるとだいぶ減りましたがメスはまだまだ元気なので再セット。今度はフォーテックさんの産卵一番を使用しました。


割り出した幼虫は月夜野きのこ園さんのElement800に投入しました。このボトルを食いあげてしまうようなら次はマットで飼育し、2本孵しで飼育したいと思っています。